睡眠&寝具に関するQ&A

 

Q.羽毛の善し悪しが知りたい。


A.昔の羽ぶとんは、よく成長した水鳥の綿羽(ダウン)の冬毛を主として用い、作られていました。羽毛は天然の産物ですから、人工的に作る合成繊維のように規格化することは難しく、自然の自然の条件でピンからキリまで品質の差があります。それは、100万円のアイダー・ダウン95%ものも、ダック・ダウン90%で9,800円のものも同じく羽毛ふとんであるということです。現在は昔のような羽毛が少なく、企業化して水鳥の飼育がなされていますので、飼育期間も45日と短く、中雛で食用に供っれるものもあり、保温力や耐久性に問題のあるものもあります。冬毛の飼育日数の長いものは、昔同様に非常に少なく希少価値があります。良い成熟羽毛のの羽ぶとんは30〜50年もの耐久年数があるので当然高価になります。高山や極地で用いられる羽毛の寝袋・羽毛服・羽毛靴などに使われる羽毛は最高の成熟羽毛を使いますので高価なものです。ヒマラヤ登山など、極地での寝袋は1.2キロ以上の羽毛は用いないことになっています。どんな寒い所でもこれで十分であることが証明されているのです。1.5キロもふとんに入れて、なお毛布を掛けなければ、部屋の中でも寒いというのは、良い羽毛が使われていない証拠といえるでしょう。良い羽毛の条件は、飼育期間・飼育環境・飼料・鳥種などによって異なります。それらは専門の熟練した技術者によってのみ識別することができます。成長までの飼育期間も鳥種によってこれだけ違います。 

 

【成鳥までの飼育期間】
●在来種…75〜80日
●改良種…75〜80日
●北京ダック…75〜90日
●チェリーバリー種…75〜90日
●マスコビー種…110〜120日
●その他のダック類…75日〜120日
●中国系ホワイトグース グレーグース…120〜150日
●欧州系ホワイトグース グレーグース…120〜150日
●アイダーダウン…天然

 

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