羽毛ふとんは進化する!?
羽毛ふとんの側は、通気がしっかりできるものを使用します。
そうすることで、ジメジメがなくなり爽やかになります。
通気性を良くする一番簡単な方法は、生地の織を荒くすることです。
目を粗くすれば、空気はたっぷり通過します。
でも、荒くすると、羽毛が出てきてしまいます。
羽毛は飛び出さないようし、通気は確保するという矛盾めいた話になります。
そんな理由から、30年前の羽毛生地は、平織(バチスト)からスタートしました。
とても丈夫なのですが、絹ずれの音がでて、とても扱いにくかったので、次第にサテン織へと進化してゆきました。
時代と共に、最適な製造方法を研究しながら進化しているのが、現在の羽毛布団なのです。