睡眠環境アドバイザー 谷澤三義「快眠ブログ」

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バネの太さが寝心地の違い!?

 

普通のベッドメーカーは、寝心地の違いを詰め物の量で差別化します。

 

詰め物の綿を多く入れれば、ソフトタイプ

 

詰め物の綿を少なく入れ、硬めにすれば、ハードタイプ

 

この製造方法だとバネは同じなので、在庫管理や、製造の手間も省けます。

 

ところが日本ベッドは、寝心地をバネの太さで分けています。

 

1.2㎜=ソフト、 1.3㎜=レギュラー、 1.4㎜=ハード

 

写真で見ても、たった0.1㎜の差なので、バネの太さの違いが殆ど分かりません。

 

実際、寝てみると硬さの違いがハッキリ分かります。

 

どうして、こんな手間暇かけて作る理由とは、・・

 

一番の理由は、詰め物を極力少なくできるので、寝姿勢が長期間保つことができるからです。

 

詰め物は通常、ウレタンやポリエステル綿です。

 

この素材は、へたりがとても早いので、数年で凹んでしまい、ヒップが下がってしまうのです。

 

この欠点を解決するには、詰め物の量を少なくする必要があったのです。

 

こうして長期間、快適な寝心地を保つことができるスプリング・マットレスが完成したのです。