いつの時代も「軽くて暖かい」が人気!?
写真は、私が20才の時です。(53年前)
名古屋の寝具問屋で修業していました。
毎日、ふとん屋さんへ寝具を卸していたのです。
ふとん生地、座布団生地、マットレス、テトロン綿
とにかく色んな寝具製品を扱っていました。
商品名を覚えるだけでも精一杯です。
当時としては、まだ珍しい「羽毛ふとん」も扱っていました。
当時、綿100%の側生地は無くて、ポリエステルの太い生地なので、ゴワゴワの感触です。
カバーをはめても、すべってしまいます。
当時の人気小売価格帯は、10万くらいだったと記憶しています。
今の羽毛ふとんと比べて、品質が格段に悪く、「こんな物が、なんで売れるのかなあ?」 と思いながらも、布団屋さんに販売していました。
「どうして、こんなに扱いにくい羽毛ふとんが売れるんですか?」と、布団屋さんに聞いたことがあります。
「それは、もめん布団の半分の軽さだから!」という回答でした。
高齢者で、「もめん布団では、重すぎて寝られない!」という人だけが、大金を払ってもよいからと、買っていくとの事!
いつの時代も、軽くて暖かい掛ふとんが求められているのですね!
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